肘関節の痛み

長電話をした後、受話器を置こうとしたときに肘が痛くて伸ばせなかったり、
ドアーの開閉で肘に痛みが出たり、
雑巾を絞ることも出来ないくらいの痛みがあったり、
または急須でお茶を注ぐとき、
肘に痛みが出ることはありませんか。

このような痛みが出始めたら、
まずは風呂の中で肘を伸ばしたり曲げたりしてみたり、
痛みのある場所をさすってみたり、
水道の水をかけたりすると一途きは痛みも消えて楽になりますが、
そのうちに痛みも消えなくなり、
かえって強い痛みが出始めて、
最後には痛みのある場所にホカロンを貼ったり、
シップを貼りっぱなしにして、
やけどや、かぶれを起こしてしまうこともあります。

原因

初期
ネジリで痛みがでたり、同一姿勢から動き出しで痛みが出だすが、何もしなければ痛みは出ません。
中期
ネジリや、動き出しで痛みは出るが、物を持ち上げただけでも強い痛みが出る。 また、肘を使いすぎると、夜中に痛みで病む事もある。
後期
何もしなくても肘周りに痛みが出たり肘に熱が出てきてズキズキと病む事が多くなり、 痛みで夜中に目が覚めてみたり、肘が伸びにくくなって上向きで寝ると肘の内側に張りが出て、 上向きに寝ることが出来なくなってきます。
その後、肘が曲がってきて、バンザイが出来ないほどに肘の曲げ伸ばしが不自由となり、 肘に熱も出て関節周りに水が溜まり始めます。

そのあと、痛みが日夜出るようになり、 その痛みはきりで刺すような我慢できない痛さが、
何ヶ月も続くことがあります。
痛みが消えた後は、肘の曲げ伸ばしが不自由になります。
痛みが消えたからといって肘が曲がった状態で長年放置しておくと、
男女問わず50歳を過ぎた頃から、まず手の甲の小指から親指にかけて徐々に筋肉が落ち始め、
手の骨が浮き出てくるようになって、見るからにおお年寄りの手になってしまいます。
そして手は寒さや、クーラーなどで冷えると痛みが出るようになり、
やがて小指と人指し指が慢性的にしびれるようになって、
また落ちた筋肉の手で物を持つうちに小指の付け根がずれ、
水もたまりバネ指にもなってしまいます。

原因

運動などで腕を使いすぎたために壊してしまう。
「上腕骨、尺骨間のズレが原因」
肩を壊し、その肩をかばって肘で物を持ったために壊してしまう。
「腕撓骨筋のケイレンが原因」

そのほか、骨折や脱臼など様々原因があります。

肘のズレは痛みが出始めたときに治すことがだいじです。

自己治療せず早めにおいでください。