一般に40肩、50肩と言われている原因にも何通りかのパターンがあり、 中でも大きく分けると以下の5通りに大別できます。

1. 肩関節のズレを起源として起こる場合
2. 鎖骨や肩甲骨のズレを起源として起こる場合
3. 頸椎捻挫(寝ちがい)や頚椎(首)のズレを起源として起こる場合
4. 脳や内臓(心臓)の疾患を起源として起こる場合
5. ストレスを起源として起こる場合
5通り

1.肩か関節のズレと2.鎖骨のズレはほぼ同一の症状が出ます。

始めは、上向きに寝ている時等に手枕の腕を戻す時に痛みが出たりズレている方を下にして横寝をすると 下になった方に痛みが出ますが普通にしていれば痛みはありません。 その後、洗濯物を干すなど手を上げると痛みが出たりドアを開けたり戸の開けしめで痛みが出てきて その後、夜、寝ると痛くなり最後には、ほとんど手の上げ下げが出来なくなってしまいます。
治し方は骨と骨の関節間のズレが起源で起こるのでこの場合はすぐに骨のズレを治すこと が最も重要です。温めたり一時的に痛みを取り除いたりしても一層痛みが増してきます。 又、特にしてはいけない事は肩を回したり風呂の中で動かすことは痛みを強めるので絶対にしてはいけません。

3.頚椎(首)のズレを起源として起こる場合

始めに、肩から首が張りその後ズレている方の肩甲骨あたりに張りや痛みがあり その後首の周りがズレている側に向きにくくなり、頭痛や目のぼやけなどの症状がでてき、 首がほとんど回らなくなります。又、肘や手の甲にしびれが出肩も上がらなくなります。 治し方は頚椎のズレを治す事が大切ですが自分で首を鳴らしたり揉んだり風呂で動かしたりすると 痛みやしびれが一層強くなるのでしてはいけません。

4.脳や内臓(心臓)の疾患を起源として起こる場合

大至急に病院でメディカルチェックを受ける必要があります。

5.ストレスを起源として起こる場合

症状として寝て起きた時、急に動けなくなってしまったり、 又は、前日まで何ともなかったのに仕事中に急に肩が上がらなくなったりします。 この場合も病院でメディカルチェックを受けることをおすすめします。